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2013/02/02

1月28日 最強ヘッジファンドLTCMの興亡

ウォーレン・バフェットの本を読んでて出てきたLTCMの破綻の話が気になったので、最強ヘッジファンドLTCMの興亡 って本を購入した。

ノーベル賞を受賞した学者とかスターファンドマネージャー達たちが集まって作ったヘッジファンドが破綻したって話は聞いたことがあるんだけど、それがどんな経緯だったのか詳細は全然しらなかったのでこの本は勉強になる。

読みながらヘッジファンドの戦略なんかも理解できて知識が増えて行くのが楽しい。

LTCMは世界一の頭脳を集めて、数学的な分析から債権とか株とかの適正価格を算出して、その適正価格から外れている対象を見つけて、適正価格に収斂することに賭ける。適正価格と現在価格の差が彼らの利益になる。

この戦略で快進撃を続けるんだけど、この戦略には実は次のような隠れた前提がある。市場は効率的で論理的であり、必ず適正価格に収斂する。

しかし実際の市場は感情に左右されて、理論的にはありえない動きをする。例えば、パニックが起これば理論的にはありえない安値までたたき売られる。

1998年のロシア通貨危機が引き金になって、LTCMの隠れた前提が覆される。快進撃を続けて傲慢になっていたLTCMは一気に苦境に立たされ破綻まで突き進む。

しかし、世界中の有力銀行と取引してレバレッジをふくらませてたLTCMが破綻すると一気に市場が機能を停止する危険性がある。FRBが仲介して有力銀行の幹部を集めて、LTCMの救済策を取りまとめる。

ここが一番面白かった。各銀行が自分たちの利益と損失を秤にかけて、日々すり減っていくLTCMの自己資本を気にしながら、ぎりぎりの攻防を続ける。バンカーたちの戦いって感じで非常にスリリング。この話し合いの中でバフェットも救済者候補の一人として登場する。

とにかく勉強になるし物語としても面白いし、いい本を読むことができたのでツイてるなあ。幸せだなあ。満たされてるなあ。ありがたいなあ。

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