FC2ブログ
--/--/--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2013/06/26

6月23日 巨象も踊る

平日は仕事と勉強をして、土曜日は一日中授業があるので休みは日曜日しかない。今週の日曜日は宿題があまりないので読書をして過ごした。

90年代にWindowsとインテル連合にやられて死にかけていたIBMを救ったルイス・ガースナーの自伝、巨象も踊るを読んだ。

IBMのケースはビジネススクールで何回も出てきて、非常に示唆に富んでいて勉強になる。ビジネススクールに入る前から、IBMは潰れかけてたけど、ハードを売る会社からソフトを売る会社に上手く移行して今の隆盛に至ってるんだってのは知ってたけど、なんでだめになってなんで復活できたのかその裏の出来事は理解してなかった。

本を読んでるとルイス・ガースナーがどんな問題にぶつかってて、それをどうやって乗り越えたかがリアルに描かれてて面白いし勉強になる。どのページを読んでもケースディスカッションに使えそうなんだけど、一番見事だと思ったのは、上手く協調戦略を使ったってとこだと思う。

それまでは川上から川下まで垂直統合して、全てのセグメントで競合と戦ってたけど、ルイス・ガースナーは強みを発揮できる部分のみに集中してその他を切り捨てて競合との競争を辞めてしまう。例えばアプリケーション・ソフトの開発を辞めて、競合のアプリケーション・ソフトをIBMのサーバーで動かせるようにする。

アプリケーションソフトメーカーにとっては、自社のソフトを動かすためにはサーバーが必要なんだけど、競合となるIBMのサーバーなんかは絶対に使わないわけで、IBMからするとアプリケーションソフトで負けると、サーバーでも負けてしまうという構造になっていた。

IBMはアプリケーションソフトビジネスから撤退して、競合のソフトを自社のサーバーで徹底的にサポートすることにした。こうなると、ソフトメーカーとIBMは競合から補完的生産者に変わる。

ソフトメーカーからすれば、自社のソフトを動かすためにはどこかのサーバーが必要で、自社のソフトを徹底的にサポートしてくれるIBMのサーバーが一番顧客に勧めやすい。IBMは赤字のアプリケーション・ソフトに掛かっていたコストを削減することが出来て、アプリケーションソフトメーカーにも選んでもらえることでパイが広がる。顧客は選択肢が増えて川上に対する交渉力が上がる。

こんな感じでゲームのルールを変えることで競合を補完的生産者に変えてしまって、プレイヤーが全員ウィンウィンになるっていう戦略が素晴らしいと思った。

この他にもいろんな事例が出てくるんだけど、ポジショニング理論、ゲーム理論、創発的戦略、RBVなんかのフレームワークとその理論的背景を学んだばかりなので、ルイス・ガースナーがとった打ち手をフレームワークを用いて分析しながら読むことが出来て練習になった。毎日勉強してるものの、本当に身に付いてるのか不安だったけど、こういう本を読むと考えが深くなってるのがわかって自分の成長を感じることができるね。

それにしてもタイトルを巨象も踊るって和訳したのはいまいちだな。

いい本を読むことが出来て、ツイてるなあ。幸せだなあ。満たされてるなあ。ありがたいなあ。

人気ブログランキングへ

ブログランキング

2013/04/06

3月31日 心を高める、経営を伸ばす

京セラの稲盛会長の心を高める、経営を伸ばす―素晴らしい人生をおくるためにって本を読んだ。

最近、起業して成り上がってやるって気持ちが薄れて来て、ぬるま湯にそまってるので稲盛さんの考えを学んでモチベーションを上げようと思って読んでみた。

格言的なことが一ページに一つ書かれてた。もっと物語的な内容を期待してたんだけど、いわゆるアフォリズムって奴だった。

マネージャーとか経営者向けに書かれてて、今のところ一兵卒の俺には難しすぎたところもあったけど、成り上がる為にはこういう考え方をしとかなきゃいけないんだろうなって勉強になった。

印象に残ったのは、若い頃、地方の国立大学しか出てないこととか、方言しかしゃべれなかったことにコンプレックスを持ってて、それをバネにして頑張ったってエピソード。稲盛さんくらいになると最初からすごくてコンプレックスなんて無いんじゃないかと思ってたんだけど、そんなことはなくて、コンプレックスを努力して克服したんだってことがわかって勇気をもらえた。

腐らないってことが大事だよな。ツイてるなあ。幸せだなあ。満たされてるなあ。ありがたいなあ。

人気ブログランキングへ

ブログランキング

2013/03/09

3月4日 マンガで分かる統計学

大学院入学に先立って統計学を勉強中。マンガでわかる統計学を読み終わった。

これを読む前に社会学の学部生向けのテキストで勉強したので、内容を理解できたけど、基礎知識がない状態でこれを読んでも内容が薄すぎてビジネスとか研究には使えないだろうな。

マンガで統計学をマスターできるんじゃないかって考えが間違ってた。学問に王道なしってことが分かった。それだけでも収穫だね。ツイてるなあ。幸せだなあ。満たされてるなあ。ありがたいなあ。

人気ブログランキングへ

ブログランキング

2012/08/31

8月26日 さよなら僕らのソニー

人気ブログランキングへ

さよなら!僕らのソニーを読みました。

先日読んだグーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれたで、ソニーの凋落の原因になった内部事情が知りたくなったのでKoboで購入しました。

【内容】
ウォークマンに代表される「技術のソニー」ブランドはなぜかくも凋落してしまったのか。それを解くカギは大賀、出井、ストリンガーと続く経営陣の知られざる暗闘にある。そして、経営の失敗がいかに企業ブランドに影響を与えるか、その恐さが見えてくる。ソニーで起こっている経営問題は決して他人事ではない。

【感想】
作者はずっとソニーに取材して同行を追いかけてる人みたいで、ソニー内部の事情が詳しく書かれてて参考になった。でも、この作者のおじさんの考え方が古くて納得できなかったな。

この作者の主張は、ソニーの魅力は技術力なのに、ストリンガー体制はコンテンツを重視して、技術力を軽視しててけしからんってこと。

テレビの競争力は画質とか音質なのにそれをおろそかにするとか信じられないってことを書いてるんだけど、完全におっさんの考え方だと思う。もはや付加価値はネットの向こう側にあって、ネットのこちら側には残っていない。

いくら画質を良くしてもそこをユーザーが認めないと付加価値を認めない。ソニーの失敗は技術を軽視したことより、コンテンツと技術を結び付けられなかったことだろ。作者がそういう視点で取材してたらもっと深い内容になると思った。

まあ、それ以外はなかなか読み応えがあったので良かった。

いい本を読めて、ツイてるなあ。幸せだなあ。満たされてるなあ。ありがたいなあ。

人気ブログランキングへ

ブログランキング


2012/08/25

8月21日 グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた

人気ブログランキングへ

グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれたを読みました。

【内容】
ウォークマンは、負けるべくしてiPodに負けたのだ。
VAIO、スゴ録。ソニーが誇る大ヒット商品を次々生み出し、途方もない赤字部署をあっという間に立て直した天才は、何故、愛してやまないソニーを去る決心をしたのか。
その後、世界を席巻するグーグルの日本法人社長を務めた著者が振り返る、ソニーでの二二年間とグーグルでの三年間。
興奮と共感のビジネス戦記。

【感想】
ソニーでカンパニープレジデントにまでなった人が書いた本だけあって、ソニーが凋落していく過程がリアルに書かれてて面白かった。

ただリアルすぎてちょっとショックだった。ソニーって、全員一丸となってが今まで世の中になかった製品を作り出すことに熱中してて、エンジニアに取っては働きやすい会社なんだろうなと思ってた。でも、この本を読むと、もはやそんなことはなくて、安定志向の社内政治家みたいな奴らが抵抗勢力になって足を引っ張り合ってるんだなってのがショックだった。

読んでて前にパソコン買うときに、MacとVAIOで迷って結局Macを選んだ時のことを思い出した。スペック上の違いは一杯あるけど、結局はスティーブ・ジョブズが作ったパソコンと、ソニーの顔の見えない人たちが作ったパソコンどちらを選ぶかって選択だった気がする。時代を作る会社と普通の会社。前者を選びたくなるよね。

外部から普通の会社にみえるなら、内部では手遅れなほど普通な会社になってるんだなってのが勉強になった。人がやらないことをやる、人と同じことはしないってスピリッツをなくしちゃつまんないよね。俺も気をつけながら日々生きていこうと思いました。ツイてるなあ。幸せだなあ。満たされてるなあ。ありがたいなあ。

人気ブログランキングへ

ブログランキング

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。